# コントローラ切り替え
コントローラの切り替えには2種類の方法があります。
# ドライバの有効/無効化
SteamVRを起動する前にContactGloveのドライバを無効化することで、他のControllerとContactGloveを使い分け出来ます。
TIP
反映にはSteamVRの再起動が必要です。
ContactGloveのドライバの有効/無効化は、DivingStationの画像赤枠で示したボタンで切り替えができます。
有効化状態 | 無効化状態 |
---|---|
# DivingStationの機能を利用したコントローラ切り替え
以下
認識:デバイスの電源が入り、SteamVRステータスの該当デバイスアイコンが青点灯し認識された状態
と表現します。
DivingStationのコントローラ切り替え有効化オプションを利用することで、SteamVRを再起動することなくデバイスを切り替えることが出来ます。
コントローラ切り替え有効化オプションは、以下の手順でON/OFFすることが出来ます。
- DivineStationのウィンドウを開き、 デバイスタブを開きます。
- 高度な設定のコントローラ切り替えを有効化 チェックを切り替えることで、オプションをON/OFFします。
# コントローラ切り替えを有効化:ONの場合
デバイスの認識順番や、認識状態によってコントローラを切り替えます。
デバイスを3つの種別で表現します。
- ContactGlove
- 他コントローラ:vive wand / index controller/ その他
- Glove用トラッカー:ハンドヘルド/左手 or 右手にTrackerRoleが設定されたトラッカー
以下がデバイスの認識状態に対するコントローラ認識の判定です。
〇が認識、-が未認識の状態を示します。
[コントローラ認識の判定]
コントローラ認識 | ContactGlove | 他コントローラ | Glove用トラッカー | [備考] |
---|---|---|---|---|
Glove用トラッカー | - | - | 〇 | [1] |
他コントローラ | - | 〇 | - | |
先に認識されたデバイス | - | 〇 | 〇 | [1][2] |
ContactGlove (入力のみ) | 〇 | - | - | [3] |
ContactGlove (先に認識された デバイス) | 〇 | - | 〇 | [1][4] |
先に認識されたデバイス | 〇 | 〇 | - | [2][3] |
先に認識されたデバイス | 〇 | 〇 | 〇 | [1] |
# [備考]
- ContactGloveをコントローラとするにはContactGlove->Glove用トラッカーの順に認識させる必要がある。
- どちらかの電源を切ればもう片方がコントローラとして認識される。
- ContactGloveの位置追跡を有効化するにはGlove用トラッカーの認識が必要。
- ContactGloveの通信環境が極端に悪い場合、デバイスの認識が切れてGlove用トラッカーがコントローラとなる場合があります。 トラッカーの電源を切り認識を切ってから、ContactGloveが認識されていることを確かめたうえで、再度トラッカーの電源を入れてください。それでも改善しない場合はコントローラ切り替え有効化をOFFにしてみてください。
# コントローラ切り替え有効化:OFFの場合
ContactGloveの電源・通信状態にかかわらず、SteamVR起動時からContactGloveの認識が維持されます。
TIP
デバイスの認識順に関わらず、常にコントローラ(入力)はContactGloveになります。 ContactGloveの位置追跡を有効化するにはGlove用トラッカーの認識が必要です。